- NoraGatewayの他に複数のノードを運用されている方(複数のNoraGatewayを起動、その他リフレクターノードを含む)
- NoraGatewayを使ったノードのアンテナを室外に上げている方
- ExternalHomebrew経由で外部レピータソフトウェアを使用している方
を対象にお願いします。
最近、無関係の他局の最終アクセスレピータを自分のレピータにして書き換えてしまう事例が報告されています。
RFからの回り込み(飛び込み)によるものと推測されますが、まずは以下の設定を行い、
無関係な局の情報を送信していないか確認をお願い致します。
(※自分は受信しているだけのつもりでも起こりえます)
./config/NoraGateway.xml 最後尾付近
<StatusInformationFileOutputService enable="true" outputPath="./" />
enable="true"に変更します。
NoraGatewayを起動すると、インストールフォルダに「NoraGateway.status」ファイルが出力されますので、
随時、その中の「HeardLog」をチェックし、「OUTGOING」になっている行のコールサイン(MyCallsign)が、
自分かもしくは意図した局のコールサイン(公開ノードでない限り、ご自分のコール以外はありえません)になっているか確認をお願い致します。
「OUTGOING」となっている行は、JARL管理サーバもしくはircDDBサーバに情報を送信しています
MyCallsignに他の意図しない局のコールサインが入っているようですと、その局はゲート超えの着信が出来なくなります
【対策】
- ExternalHomebrew経由で外部レピータソフトウェア(DStarRepeater等)を使用している場合には、
RPT1/RPT2のチェックをする設定を必ず行って下さい(DStarRepeaterの場合には、RPT1 ValidationをONにして下さい) - ノード同士の周波数を極力離し、出力を最小にし、ダミーロードで運用する等、ノード同士が干渉しないようにして下さい
- 喋る無線機は、基本的に「DRモード」に設定してお使い下さい
- 意図しないコールサインの情報を送信していた場合には、即刻運用を停止して下さい
NoraGateway側で対策をしていますが、意図しないなりすましが発生するようですと、
ゲート超え機能を無効化しなくてはならなくなりますので、ご協力をお願い申し上げます